中古車にするか新車にするか
車を選ぶ上で最初に迷うことの一つが「中古車にするか新車にするか」だ。
新車は間違いなく自分が最初にオーナーとなる新品の商品だから気分は最高に気持ちいい。しかし当たり前だがフルプライスで買わなければいけない。価格の値引きの多少でしか変えることができない。
一方で中古車は上手く探すことができれば車の程度は良いにもかかわらず安く買うことができたりする。しかしそれは逆に言えば選ぶのが難しいということでもある。
どちらにも一長一短があるわけだから「自分がどういったポイントを重視して選ぶか」でどちらを選ぶべきかは大きく変わる。
それぞれを選ぶポイントを挙げたので参考にしてみてくれ。
そもそもなぜ車を買い替えるのか
中古車にするのか新車にするのかを考える際には「そもそもなぜ車を買い替えるのか」をよく見返す必要がある。
例えば【綺麗で最新の機能がついた車に乗りたい！】と考えたから乗り換えるのであれば自ずと新車以外に選択肢は無くなる。
対して
- 今乗っている車が古くなってきた
- 軽自動車からミニバンに乗り換えたい
- でもお金はかけたくない
などの理由であれば中古車を選ぶ方が良い。
まずは自分がどのような理由で買い替えようと考えているのか今一度見直す必要がある。
見栄や世間体を気にするのか否か
新車にするか中古車にするのかで迷う際の理由として「新車の方が世間体が良い」という部分が挙げられる。
表立ってこんなことを言うと「見栄っ張り」や「良い恰好しい」と笑われてしまうが、私はそうは思わない。実際新車を買える方が経済力があるのは確かだ。
とはいえ世間体を気にして無理をして新車を買ってしまっては後の結婚生活に重大な支障をきたしてしまいかねない。
そこで私は新車ならばワングレード落として、中古車ならばワングレード上げて選ぶことをおすすめする。
具体的に言うと例えばファミリーカーの代表であるミニバンで説明すると
- 新車ならばノアやステップワゴンなどのミドルグレード
- 中古車ならばアルファードやベルファイアやエルグランドなどのハイグレード
このような感じで選ぶと新車ならばミドルグレードでも「新車を買ったんだ！」という世間体になるし、中古車でもアルファードなどは今や高級車の仲間ですので「アルファードだ！すごい！」と受け止められるでしょう。
見栄や世間体を気にする場合はこのようなイメージで選ぶと良いだろう。
中古車と新車、それぞれの失敗パターンから学ぶ
中古車を買うか新車を買うかで迷った後に決断し、失敗することは多々ある。現に私も昔は「車買うなら新車一択だろう」と下調べすることもなく車を購入していたがある日ふと自分が買った車を中古車で調べてみると程度の良い車が出るわ出るわ…しかも走行距離は多少伸びているとはいえ値段は当然半額近く安くだ。
その時に初めて「あぁ自分は車選びに失敗していたんだ」と気付かされた。
新車を買って後悔するパターン
新車を買って後悔するパターンとしては
- 車両本体の支払い額が大きすぎる
- 車両保険に入る分自動車保険が高い
- 中古車で十分なことに後から気付く
- 中古車の方が便利だった
といったパターンが多いように感じる。
新車の場合は特に金銭的な後悔に繋がる事が多く結婚前に失敗すれば間違いなく新婚の家計を脅かすことになるだろう。
また意外と盲点なのが中古車の方が自分の使用環境には適しているという場合があるということだ。
一例だが最近のミニバンは比較的車の全高が高くなっている。室内が広くなるのは大いに結構なのだが困ったことに都市部では立体駐車場が多く設置されていて「車の全高制限」が設けられている場合がある。早い話が「背の高い車お断り」な駐車場だ。
そういった駐車場に普段から停める機会が多いのであれば、ホンダのミニバン「オデッセイ」の先代モデルなどが良いだろう。先代のオデッセイは全高が低いことが特徴のミニバンでステーションワゴンとミニバンの間くらいに位置していた。
先代オデッセイならば全高制限のある立体駐車場でも問題なく使う事ができるだろう。
このように「古いモデルの車の方が便利」なことは往々にして存在する。そういった場合は中古車を選んだ方が満足度は高いだろう。
中古車を買って後悔するパターン
一方で中古車買って後悔するパターンは以下の通りだ。
- 故障をする車を買ってしまった
- メーカーの補償が切れていた為修理費が高くついた
- 車検切れの車を買ったら車検費用が高くついた
などが挙げられる。
中古車で後悔するのはどちらかと言うと車自体に問題があって「安く買えたはいいが結局高くついた」というパターンだ。
新車の場合は車両価格が高いのが目に見えているので冷静になれば高くつくことは少ないが中古車の場合は一見安く見えているから余計に難しい。
中身を見極めるのはプロでも難しいので簡単にどうこうすれば回避できるというものではありませんが、私達素人でも一つだけ注意できることがあるとすれば「相場とかけ離れた車は選ばない」ということだ。
中古車で掘り出し物が存在するのはあくまで相場の振れ幅が大きいだけの話です。中古車にも絶対的な相場が存在する。安すぎる車には何かしらの理由があるから「お、この車は安い！きっと掘り出し物だ！」と飛びつくことは止めるべきだ。
中古車と新車どちらを選ぶべきか
では以上のことを踏まえた上で中古車と新車どちらを選ぶべきだろうか？
私はやはり冒頭に述べた通り自分の使用環境や考え方によってどちらを選ぶべきかを決めるべきだと思う。
具体的には最新機能を備えた車や安心を選びたい人は新車を選ぶとよいだろう。一方で少しでも購入費用を安く抑えたいという人や特定車種が使用環境に合っていて都合がよいという人は中古車を選ぶとよいだろう。
Warning: Attempt to read property "ID" on null in /home/re-san/car-of-before-marriage.com/public_html/wp-content/themes/jin/ad.php on line 2