購入する車の価格を安くする方法｜結婚前に車を乗り換えたい！

車を買おうと考えているけれどもうすぐ必要になる結婚資金は減らしたくない…。だから少しでも安く買いたいけれど具体的にどういう手順で購入価格を安くすればいいのかわからない。なんでディーラーは値引いてくれないの！？

それに下取り価格だって思ってたよりずっと安いし…どうなってるの？

このように悩んだ経験はないだろうか？

実は車を買い替えた経験の少ない人ほどこの謎の状態に陥る。

ネットでは「～円値引いてもらった！」などの情報が流れているのに実際にディーラーで見積もりを取ってもらったら思ったような値引きはしてもらえず、値引きをお願いしても「いや～限界ですよ～勘弁してくださいよ～」とのらりくらりと躱されてしまう。

それに下取りだって自分と同じ車種がネットでは○○万円だったのに実際に聞いてみたら数十万円も安く見積もられた！

なんで？ネットに書いてあることと違うじゃん！

実はネットに書いてある「○○万円値引き引き出しました！」とか「この車種の下取り△△万円だったよ！」というのはあながち大げさではないのだが、あれは車の買い替えを何度かやってコツを知っている人たちが交渉しているからなのだ。

なぜ値引きや下取りが思ったより引き出せないのか？

そもそも何故値引きや下取りが思ったより引き出せないのか？

それはあなたが物の相場を調べていないからに他ならない。この世の物には全て「相場」が存在する。野菜だって季節によって値段が違うだろう？そして値段の高い時には買い控えたりするはず。車だって野菜と同じだ。

その時々で高くなっている車安くなっている車があるわけで、その相場から著しく外れた値引きや下取りを希望してもディーラーの営業マンからすれば「あ、この人は相場も調べていない素人なんだ。適当にあしらっておけば大丈夫だな」となるわけだ。

車の相場を知らずにディーラーとの値段交渉に挑み惨敗する人は沢山いるわけだが、なぜ車の相場というのは分かりにくいのか？

それはおおっぴらに公表されていないというのが最も大きな要因だ。

ただ車の相場はなにも秘密にされているわけではない。野菜のように身近な相場ではないから「消費者が調べようとしない限りは分からない」というだけのことだ。

実は私自身が若い頃車屋にいいようにされていたからこんな事が言えるのだ。

昔は今のように事前に自分の車や買いたい車の相場を調べることなく車屋に突撃しては「もう限界値引きですね…でももうひと頑張りします！店長に聞いてきます！」というお決まりのセールストークに気分を良くしていた。

しかしある日ふと自分が買った車の値引き平均や自分が売った下取り相場はどんなもんだったんだろう？と気になって調べてしまった。

すると自分がトータルで40万円近く損をしていたことに気付き愕然とした。なんて馬鹿なことをしてしまったんだと。

その車を買い替えた時は結婚直前だったから余計に気分が沈み込んだ。30万円あれば新しい家に綺麗な家具を買うことだってできただろう。洗濯機を最新の物に買い替えることだってできただろう。

私はなんて馬鹿な事をしてしまったんだ…こうして話しているとまた落ち込んできた。

ディーラーの営業マンというのは毎日毎日来る日も来る日も客と商談を繰り返しているプロフェッショナルだ。しかも店舗には担当営業マンだけじゃなく店長や上司も常駐していて相談しながら落としどころを決めることができる。

対して我々は数年に一回車を買い替える時だけ商談をするズブのド素人ときている。その上「相場」まで知らないとなれば如何に無謀な戦いを挑んでいるかが良く分かるだろう。

恐らくネットで書かれている大幅値引きですら営業マンからすればまだ余裕しゃくしゃくの範囲だろう。相手はプロなのだから利益が出ないレベルの値引きは絶対にしない。

その「余裕がある値引きより更に少ない値引き」で購入したり下取りに出したりしている人はどれほど損をしているのかはもはや語るまでもないだろう。

ここまで繰り返し「相場」という言葉を使えばもう想像はついていると思うが、値引き交渉や下取り交渉に臨む前に必ずしなければいけないのは

の二点の知識を持っておくことだ。

具体的な方法としては中古車一括査定と新車ネット無料見積もりの二つを実施することだ。もちろん実店舗を回って数日がかりで下取り価格の相場を調べるのもアリだがネット見積もりと比べてかかる手間と時間は比較にならない程大きな物になるだろう。

もちろん新車ネット無料見積もりだって別系列のディーラーを県外まで回り比較するのは大いにアリだ。（ちなみに同じ地域の同系列店では比較にならない）

ただ多くの人はそこまでする時間も労力も持ち合わせていないと思うのでネット見積もりをすることをおすすめする。

ネット見積もりならば2～3分程度で終わるので時間の取れない人でもリアルタイムな「相場」を知ることができるから活用するといいだろう。