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ミニバンとは？
ミニバンとは全高や全長を伸ばし室内空間を広く取ったボックス型の車のことだ。ファミリーカーを買おうと考える人の大半はミニバンから選ぼうとするのではないかな？
それくらい家族持ちにピッタリなのがミニバンなのだ。このサイトを訪れる人の大半もミニバンを視野にいれているはずだ。
このページでミニバンの特徴をしっかりと学んで車選びに役立ててほしい。
使い勝手抜群の室内が最大のメリット
ミニバン最大の特徴と言えば広大な室内空間が挙げられるだろう。7人乗りは当たり前、車種やグレードによっては8人乗りのモデルまで存在する。
家族旅行したり荷物を沢山積んで走ったりと室内が広いメリットは計り知れない。
例えばこちらはホンダのステップワゴンというミニバンの7人乗りモデルの室内イメージだ。
出典:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/cabin/
いかがだろうか？室内の広さがよくわかるはずだ。
7人乗りモデルはいずれのミニバンも2列目が非常にゆったりとしていて座り心地がよく作られている。更に3列目を倒すことでトランクルームもとても広く取ることができる。ちなみに8人乗りモデルならば2列目がベンチシートとなる。
最大乗車時のトランクルームの狭さに注意
ミニバンは多人数乗車できるのが最大のメリットではあるのだが、3列目はいうなれば荷室を潰した上でシートを設置しているようなものなので3列目に人が座っている状態だとトランクルームは非常に狭い。
こちらはステップワゴンの3列目を畳んでいない状態のトランクルームだ。後席後方がすぐにリアドアとなっていて殆ど荷物を積めないことが分かる。
出典:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/cabin/このポイントは意外とミニバンの欠点として盲点なので注意して確認することをおススメする。
子育てに抜群の使い勝手を誇るスライドドア
ミニバンが子育て世代に好まれるポイントとして後席のドアが横方向に動くスライドドアであるということが挙げられる。
スライドドアは一度使ったら普通のドア（スイングドア）には戻れない程便利だ。
特に子供がチャイルドシートに座るような年齢の時に狭い駐車場を利用する場合大助かりなのだ。スイングドアの場合横に車が止まっているだけで開けられる広さが限られてしまい子供をチャイルドシートに乗せるのに非常に手間取る。
その点スライドドアならば横に車や柱や壁があったとしても開口部を全開にできるので子供をチャイルドシートに座らせるのが非常に楽だ。
出典:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/cabin/これはミニバンを選ぶ上で大きなメリットと言えるだろう。
走行性能は少し控えめ
ミニバンは背が高く車幅もあまり広くはないので走行性能は控えめとなっている。更に室内に便利な機能が多数搭載されているおかげで車両重量が重くなっている割にエンジンパワーは控えめな車が多いので「思ったより加速しない…」と感じたり「山道を走るのが遅い…」と感じることもあるだろう。
特に高速道路などでは非力さを実感することが多いので頻繁に高速移動する人はエンジンパワーに余裕のある車を選ぶとよいだろう。
価格は安くもなく高くもなく
ミニバンの価格はおおよそ150万円～350万円程度となっている。その為コンパクトカーと比べれば多少高いがSUVやセダンなどの高級車と比べれば安いという「ちょうどいい」価格帯となっている。
ただミニバンのラインナップは非常に幅広く価格の高いモデルだと500万円を悠々と超える車も存在するので「家族の為」という大義名分を掲げて身の丈に合わない車を選んでしまわないようにしたい。
代表的なミニバン
ミニバンはラインナップが非常に幅広いので選ぶのに苦労するはずだ。中には「違いがわからん…」という人もいるだろう。
そういう場合は売れているミニバンから優先的に選んでみるのもいいだろう。
価格帯別の売れ筋ミニバンを挙げておくので是非参考にしてみてほしい。
150万円～200万円のミニバン
ミニバンの中でも最も安いカテゴリの150万円～200万円の車は「プチバン」と呼ばれる少し小さめのミニバンだ。最近流行っていて日本の道路事情にもマッチしている為非常に人気がある。
車の運転が苦手な女性ユーザーからの支持も厚い。
【トヨタ】ルーミー
各社で採用されるだけあって完成度は高く日常の使い勝手を考えて非常に上手く作りこまれている。
今まで自分のお世話になってきたメーカーから選ぶのも良いぞ。
エンジンパワーがかなり非力なので使用環境と照らし合わせる必要がある。
| 価格 |  |
|---|---|
| 利便性 | |
| 燃費 | |
| 走行性能 |  |
【スズキ】ソリオ
ただ使い勝手の面ではルーミーに一歩及ばない為2位とした。
| 価格 |  |
|---|---|
| 利便性 | |
| 燃費 |  |
| 走行性能 | |
【ホンダ】フリード
当然荷物も積みやすくスノーボードや自転車などを車内に積み込むようなアクティブな人には非常におすすめだ。
| 価格 | |
|---|---|
| 利便性 | |
| 燃費 | |
| 走行性能 |  |
250万円～350万円のミニバン
最も選ぶユーザーが多いのがこの250万円～350万円のミニバンだ。価格と性能のバランスが取れている車が多く人気なのも頷ける。
ただオプション満載にしたりすると上級ミニバンが買えてしまうほど高額になるので注意が必要だ。
【日産】セレナ e-power
モーターのリニアなドライブフィールは電気自動車そのもので、いわばガソリン車と電気自動車の良い所取りをしたミニバンだと言える。
| 価格 | |
|---|---|
| 利便性 | |
| 燃費 | |
| 走行性能 | |
【トヨタ】ヴォクシー
威圧感のあるフロントマスクは若い人に人気があり「ファミリーカーを選びたいけれどデザインも捨てがたい」という人に多く選ばれている。
| 価格 | |
|---|---|
| 利便性 | |
| 燃費 | |
| 走行性能 | |
【ホンダ】ステップワゴン
またホンダは昔から走りが良いのでミニバンの中では比較的元気よく走ることができるのもステップワゴンの強みだ。
| 価格 | |
|---|---|
| 利便性 | |
| 燃費 | |
| 走行性能 | |
500万円～800万円のミニバン
ここから先の価格帯は天井知らずのいわゆる「高級ミニバン」となる。ものによっては700万円～800万円に手が届こうかという車もある。しかし値段が高いだけあってインテリア、エクステリア、走行性能は高い次元でまとまっているハイパフォーマンスなミニバンだ。
なお300万円までのミニバンとは性質が変わるので評価基準も違う物にしている。
【トヨタ】アルファード、ヴェルファイヤ
威圧感のあるフロントマスクは賛否両論あるが贅の限りを尽くされたハイグレードミニバンにはこのくらい威圧感のあるフロントマスクが必要なのだろう。
インテリアはまさに走る応接室と呼ぶにふさわしい豪華絢爛ぶりだ。買う買わないに限らず一度見てみるといいだろう。
| 価格 |  |
|---|---|
| ラグジュアリー | |
| インテリア | |
| 社会的地位 | |
【日産】エルグランド
とはいえ一般人がハイグレードなミニバンを目指した時に手にしやすい価格は魅力だ。
| 価格 | |
|---|---|
| ラグジュアリー | |
| インテリア | |
| 社会的地位 | |
【メルセデスベンツ】Vクラス
世界的な高級車メーカーのミニバンだけあってインテリアはアルファード以上、走行性能もアルファード以上、そして価格もアルファード以上となっている。
なお「ベンツマーク」の社会的パワーは言うまでもない。
| 価格 |  |
|---|---|
| ラグジュアリー | |
| インテリア | |
| 社会的地位 | |
ミニバンのまとめ
「ミニバン」と一口にいってもこれだけ多種多様なモデルが存在する。
これからミニバンを選ぼうと考えている人はこの記事を参考にして自分に合ったミニバンを選ぶとよいだろう。そして気になる車種が見つかれば遠慮せずディーラーへ繰り出して試乗をさせてもらおう。
その際は運転するだけじゃなく後席のシートアレンジや便利機能なども実際に使ってみて使いやすいかどうかを確認することだ。
普段使っているベビーカーや積む予定の荷物を持っていって実際に積んでみるのもいいだろう。とにかく見て触れて感じることが大事だ。
ではよい車選びを。